伊藤言の研究・教育活動について
2018/06/02 by Gen

心理学と省エネ行動関連の先行研究 [随時更新]

[Last Update 2018/06/05]

現在私は研究員として所属する株式会社イデアラボを通じて,株式会社デロイトトーマツコンサルティング,電力中央研究所,環境省などと省エネを促す仕掛けを構築する研究を心理学者の立場で行っています。そこで,【心理学と省エネ行動関連の先行研究】を私の研究関心からまとめていきます。特に,日本人の道徳基盤(Moral Foundation; Graham et al., 2010)に関するデータを1万人規模の調査で取得したので,【道徳性や政治的イデオロギーと省エネ行動の関連】を中心に先行研究のサーベイを随時行っていきます。

 

【道徳基盤理論(Moral Foundation Theory)と環境関連行動】

道徳基盤理論についての注釈:人の味の好みが,誰もが持つ「甘み・苦み・塩み・酸っぱさ・うまみ」の5つの基盤で重視するものの重み付けのちがいで決まるように,道徳的な態度の個人差は,誰もが持つ5つの道徳的基盤で何をどれだけ重視するかで決まるとする。5つの道徳基盤とは,Harm基盤=他者を傷つけること・弱者を守ることへの敏感さ。Fairness基盤=返報性,公正さを保つことへの敏感さ。Ingroup基盤=集団の和を守り集団の紐帯を守ることへの敏感さ。Authority基盤=集団の上下関係や秩序を保つことへの敏感さ。Purity基盤=気持ち悪いことや汚らわしいことを避け,聖なる価値を守ることへの敏感さ。(こちらの原稿の問題と目的も参考にしてください

 

  • Vainio, A., & Mäkiniemi, J.-P. (2016). How Are Moral Foundations Associated with Climate-Friendly Consumption? Journal of Agricultural and Environmental Ethics, 29, 265-283. (Study 1)
    • 調査対象者:フィンランド国籍の大学生272名
    • 個人の権利を守ることを道徳的に重視するIndividualizing foundations (Harm基盤,Fairness基盤)が高い人は気候変動(環境)により配慮した態度を持つ。集団の紐帯と秩序を守ることを道徳的に重視するBinding foundations(Ingroup基盤,Authority基盤,Purity基盤)が高い人は気候変動(環境)により配慮しない態度を持つ。 政治的な態度が気候変動(環境)に対する態度に与える影響は,道徳基盤を統制した後では消失する
  • Jansson, J., & Dorrepaal, E. (2015). Personal Norms for Dealing with Climate Change: Results from a Survey Using Moral Foundations Theory. Sustainable Development, 23, 381-395.
    • 調査対象者:スウェーデン国籍の一般サンプル1086名
    • individualizing foundations (Harm基盤,Fairness基盤)が高い人は気候変動(環境)により配慮した態度を持つ。Binding foundationsの中でAuthority基盤が高い人は気候変動(環境)により配慮しない態度を持つ。Dawson and Tyson (2012) ではIngroup基盤が気候変動(環境)により配慮しない態度をもたらすとしていたが,その関連は見られなかった
  • Dawson, Sharon & Tyson, Graham (2012). Will Morality or Political Ideology Determine Attitudes to Climate Change?. Australian Psychology Society, Melbourne
    • 調査対象者:オーストラリア国籍の487人(18歳~86歳)
    • Harm基盤とFairness基盤が高いほど気候変動に対して強い関心を持つ。Ingroup基盤が高いほど気候変動に対して関心を持たない。これらの関係は部分的に政治への親和性によって説明される。
  • Feinberg, M., & Willer, R. (2013). The Moral Roots of Environmental Attitudes. Psychological Science, 24, 56-62.
    • 保守ではなくリベラルは,環境問題を道徳の言葉でフレーミングする (Study 1a, 1b)
    • メディアのことばを分析すると,環境問題に関する社会的な言説はHarm/Care基盤によるものである場合が多い(例:動物が傷つけられる・地球を守ろう)。ゆえに保守ではなくリベラルが環境問題に敏感に反応する(Study2a, 2b)
    • 環境問題に関する社会的な言説をPurity基盤によるものに変えると(例:地球が穢される・聖なる地球を守ろう),保守よりリベラルの方が環境問題に関心を持つというギャップが消失し,リベラルと保守の双方が環境問題に関心を持つ(Study 3)
  • Dickinson, J. L., McLeod, P., Bloomfield, R., & Allred, S. (2016). Which Moral Foundations Predict Willingness to Make Lifestyle Changes to Avert Climate Change in the USA? PLoS One, 11, e0163852.
    • 調査対象者:アメリカのthe Cornell National Social Survey参加者(2014年,1000人,電話)
    • 結果:Harm基盤,Fairness基盤,(効果は小さくなるが)Purity基盤が高い人ほど気候変動を防ぐために二酸化炭素排出量を減らすよう生活スタイルを変えても良いと回答。この結果は,政治的イデオロギー,性別,年齢,気候変動という現象が実際に起きているか否かについての信念を統計的にコントロールした後のもの。
  • Severson, A. W., & Coleman, E. A. (2015). Moral Frames and Climate Change Policy Attitudes. Social Science Quarterly, 96, 1277-1290.
    • 参加者:360名の米国国籍者(Mturk)。1条件約50名
    • 方法:どのような言説のフレーミングをすれば,気候変動に関する政策の支持を変えられるかどうかをシナリオ実験で検討。
    • 結果:政治的イデオロギーが保守の人に効くとされてきた「宗教的道徳性(神の創造物を穢すこと)を強調したフレーミング」「経済的効率性(米国にとっての気候変動のコストベネフィット)を強調したフレーミング」は,保守の人に対してすら効かなかった(気候変動に関する態度を変化させなかった)。「科学を強調したフレーミング」「世俗的道徳性(将来や聖なるものへの責任)を強調したフレーミング」「経済的公正さを強調した(気候変動のコストベネフィットが不平等に降りかかるという)フレーミング」は気候変動への支持を増加させる効果があった。さらに,「科学フレーミング」と「経済的公正さフレーミング」は,気候変動に関する政策におけるイデオロギー対立を和らげる効果があった。
  • Trayner, G. (2017). Why values matter – how public relations professionals can draw on moral foundations theory. Public Relations Review, 43, 123-129.
    • 自己が持つ価値観やアイデンティティを脅かす新情報(自分が持つ道徳性やイデオロギーと相容れない事実)はディスカウントされ却下されるということを踏まえ,企業のPR担当者が「人々の価値観の対立」「人々の価値観の個人差」「分断」「文化的戦争」といった問題をどのように扱えば良いかを道徳基盤理論にもとづいて提言するためのレビュー論文。各基盤ごとに対立があるよということを議論。心理学的に目新しい点はないが提言としては興味深い。
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2018/05/08 by Gen

2018年度の研究発表予定

[最終更新日 2018/05/18]

2018年度の研究発表予定について随時情報の掲載を行います。

◆日本社会心理学会第59回大会(2018/8/28-8/29,追手門学院大学)

伊藤言. 図形の動きに意図を見いだす人は著名人・ブランドのファンになりやすい―エージェンシー探知傾向と人(著名人)・物(ブランド)に対するファン性の関連の検討 [JSSP2018発表原稿].(口頭発表予定)

 

◆日本心理学会第82回大会(2018/9/25-9/27,東北大学)

伊藤言. 他者に理解されたという感覚を促進するには?――2者間ペアデザインによる,解釈レベルの観点からの検討―― [JPA2018発表原稿].(ポスター発表予定)

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2018/05/02 by Gen

資料を掲載した各種ページへのリンク

[Last Update: 2018/05/02]

心理学ワールド クラウドソーシング特集 『日本の研究者がクラウドソーシングを使いこなすには』関連資料

日本社会心理学会 春の方法論セミナー (2018) 経験サンプリングのレクチャーの関連資料

日本心理学会 (2017) 明日からできる経験サンプリング法ー効率的なデータ収集と洗練した解析で移ろう心を描き出すーの関連資料

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2018/04/23 by Gen

心理学ワールド クラウドソーシング特集 『日本の研究者がクラウドソーシングを使いこなすには』関連資料

[最終更新日 2018/04/23]

心理学ワールドのクラウドソーシング小特集における拙稿,『日本の研究者がクラウドソーシングを使いこなすには』において紹介したサービスやサイトなどへのリンクを,拙稿における紹介順序で以下にまとめておきます。よろしければご利用ください。

特集の公開まで今しばらくお待ちください(草稿)。

 

Amazon Mechanical Turk

表示言語を英語に設定しないと,タスクを発注することができないのでご注意ください。なお,タスクを発注するには,AWS(Amazon Web Service)のアカウント作成が必要です。

 

ランサーズ

日本のクラウドソーシング・サービス大手です。

 

クラウドワークス

日本のクラウドソーシング・サービス大手です。

 

◆PACO

経験サンプリング法を実施できるフリーのアプリです。PACOについては日本社会心理学会春の方法論セミナー(2018)において詳細な説明を行いましたので,よろしければ併せてご覧ください。

 

PsyToolKit

 

Inquisit Web

 

◆Pythonを利用したWeb実験

いくつかのサービスをまずは参照されると良いでしょう。

Expyriment: 認知心理学・神経科学用の無料のライブラリ

oTree: 社会科学の研究者向けのライブラリ

PyEPL

PsychoPy

 

Googleフォーム

・もっとも代表的な無料のオンライン調査作成サイト

 

Qualtrics

・有料だが高機能なオンライン調査作成サイト。大学など研究機関単位でライセンス契約をしている場合が多いので,利用可能かまずはご確認されることをお勧めします。

 

SurveyMonkey

 

FastAsk

 

アンとケイト

 

CrowdFlower

現在はFigureEightという名称に変更されているようです。

 

TurkPrime

 

Prolific

 

◆Waterloo大学のクラウドソーシングを用いた研究を行う際のガイドライン

ホームページにおける総合的な解説

倫理的なガイドラインに関する解説

 

◆その他,クラウドソーシングを実践する際に役立つサイト等

実践 Amazon Mechanical Turk(長谷川彩子さん)

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2018/03/20 by Gen

日本社会心理学会 春の方法論セミナー (2018) 経験サンプリングのレクチャーの関連資料

[最終更新日 2018/03/22]

 

発表スライドはこちら

・印刷の都合上,詳細な引用文献欄はスライドでは省略させていただきました。

レファレンスはこちらをご覧いただけますと幸いです。

・ご来場いただきました皆様,どうもありがとうございました。後日,方法論セミナーの公式サイトにおいて録画映像のYoutubeにおける公開があるかと思いますので,ご興味のある方は今しばらくお待ちください。

 

■関連資料

・分析の際に使用したKane et al. (2017, Psychol Sci)のオープンデータ

・以下のものも必要に応じてご参照ください。

以前書いたPACOに関する記事

日本心理学会 (2017)「明日からできる経験サンプリング法ー効率的なデータ収集と洗練した解析で移ろう心を描き出すー」における発表資料

参加者リクルーティングのビラのサンプル

 

 

◆PACOの操作方法・インストール方法を日本語で説明した資料が欲しい

 PACOを用いた経験サンプリング研究の終了後に公開しました。これは,PACOの開発者の方が公開されている配布用マニュアルを日本語化したものです。ご自身の研究に合わせて改変してご使用ください。パワーポイントファイルです。

iPhoneを利用している人向けのマニュアル

Androidを利用している人向けのマニュアル

 

 

■PACOのサンプルが見たい

 PACOをインストールした後に、 m@genito.net まで「PACOサンプル希望」とメールの件名に書いて送信してください(かならずGoogleアカウントのメールアドレス(@gmail.com等)でメールを送ってください。本文は空欄で結構です)。こちらがお送りいただいたメールアドレスをPACOのサーバーに登録すると、PACOのサーバーに登録してある経験サンプリングのサンプルをご覧いただけます。

 

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2017/09/26 by Gen

2017年度の研究発表予定

[最終更新日 2017/1101]

2017年度の研究発表予定について随時情報の掲載を行います。

 

◆日本心理学会第81回大会(2017/9/20-9/22,久留米シティプラザ)

伊藤言・高野陽太郎. ファンは「神」を信仰しているか?ファン心理の構造とその心理学的基盤 [発表原稿].(ポスター発表予定)

伊藤言. シンポジウム「明日からできる経験サンプリング法 -効率的なデータ収集と深化した解析で移ろう心を描き出す-」における話題提供予定

Abstract: スマートフォンアプリを作成するために必要な知識や経験を持たない研究者が,アプリを用いた経験サンプリング法を明日開始するための方法論を紹介する。発表者の研究事例を踏まえた上で,英語圏で提供されている経験サンプリング研究を支援するためのサービスについての概観を行い,研究の「大変さ」がアプリ利用でいかに低減されるかを論じる。またスマホのセンサーを用いた行動データの取得で拡がる研究の可能性も紹介する。

伊藤言. シンポジウム「DVをどう防ぐことができるか-リスク因子の解明と変容に向けて」における話題提供予定

Abstract: 親密な関係においてDVのエスカレートを防ぐには,普段の相互作用の中で交際相手から受けるネガティブな行為を即座に検知し,その行為が持つインパクトを適切に評価した上で対処することが有効である。これらの実現にはいかなる心理学的な条件が必要だろうか?交際中の若者74名を対象に実施した経験サンプリング調査の結果に基づき,交際相手の行為が持つインパクトの評価プロセスに影響する認知・特性・対人的条件を示す。

 

◆日本グループ・ダイナミックス学会第64回大会(2017/9/30-10/01,東京大学)

伊藤言・橋本侑樹・中川武治・高野陽太郎. なぜあなたと私は政治的態度が異なるのか?―5つの道徳基盤から特定のトピックに対する日本人の政治的態度を予測する. [発表原稿]  口頭(ロングスピーチ)発表予定

・鈴木啓太・伊藤言. Context Collapseに対する気遣い・葛藤

 

◆日本社会心理学会第58回大会(2017/10/28-10/29,広島大学)

・相馬敏彦・伊藤言. 相手からのネガティブな行為がポジティブにみえるとき1) -親密な関係におけるコミットメント・デバイスとしての行為解釈- [発表原稿].(口頭発表予定)

 

◆日本応用心理学会公開シンポジウム(2017/11/18,帝塚山大学)

・「暴力的な絆はなぜ生じるのか――DVの予防に向けて」における話題提供

発表タイトル:「いやなことをいやだと感じるための心理学」

「関係の永続を願う気持ち」や「運命の出会いを信じる気持ち」といった抽象的な考えや信念が,相互作用のインパクト評価に及ぼす影響について,経験サンプリング法を用いて検証した結果を報告する。

 

◆12th Biennial Conference of the Asian Association of Social Psychology (2017/08/26-08/28, Auckland, New Zealand)

Soma, T., & Ito, G. (2017). Does “believing in fate” overlook the dangerous behavior of a lover? (accepted)

 

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2017/09/20 by Gen

日本心理学会 (2017) 明日からできる経験サンプリング法ー効率的なデータ収集と洗練した解析で移ろう心を描き出すー

 

◆資料

話題提供の際のスライド

 

◆関連リンク

Paco

awareframework

PIEL

ExperienceSampler

・Pacoの参加者マニュアルのサンプル

iPhone利用者用

https://goo.gl/7DvFQc

Android利用者用

https://goo.gl/9xD1V4

 

◆References

Aharony, N., Pan, W., Ip, C., Khayal, I., & Pentland, A. (2011). Social fMRI: Investigating and shaping social mechanisms in the real world. Pervasive and Mobile Computing, 7, 643-659.

Andrews, S., Ellis, D. A., Shaw, H., & Piwek, L. (2015). Beyond Self-Report: Tools to Compare Estimated and Real-World Smartphone Use. PLoS One, 10, e0139004.

Asselbergs, J., Ruwaard, J., Ejdys, M., Schrader, N., Sijbrandij, M., & Riper, H. (2016). Mobile Phone-Based Unobtrusive Ecological Momentary Assessment of Day-to-Day Mood: An Explorative Study. Journal of Medical Internet Research, 18, e72.

Ferreira, D., Kostakos, V., & Dey, A. K. (2015). AWARE: Mobile Context Instrumentation Framework. Frontiers in ICT, 2.

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